旅行者向けのホステル事業を行う株式会社ケイズハウス(本社:京都府京都市/代表取締役:坂口勝彦/以下ケイズハウス)は、NPO・ソーシャルセクター向け寄付決済システム「congrant(コングラント)」を提供するコングラント株式会社(本社:大阪市西区、代表取締役:佐藤正隆)と連携し、日本国内の難民・在留外国人の生活をサポートし、幸福度の向上への貢献を目指し、「ケイズハウスNPO助成プログラム」を実施しました。
「ケイズハウスNPO助成プログラム」はケイズハウス株式会社が、寄付にかかる手数料分をマッチング寄付することで寄付者の寄付金が100%支援団体に届き、より多くの資金が社会課題解決に向けた活動に活用される仕組みです。さらに、クラウドファンディングの目標金額を達成した団体に1団体あたり最大100万円の追加助成が行われる仕組みとなっています。
この度、2023年度の「ケイズハウスNPO助成プログラム」に参画している全団体のクラウドファンディングが終了しました。
今年度のプログラムに参加された団体様のご感想や資金使徒などをご紹介します。
※クラウドファンディング実施順
特定非営利法人Adovo
本クラウドファンディングは、沢山の方にご支援・ご協力をいただき、無事106%で目標額を達成することが出来ました。これまではクラウドファンディングを達成できた経験はなく、今回の達成に私たちも強く勇気づけられました。
皆さまからいただいたご支援は、既に学生ボランティアのベトナム派遣事業や地域の多文化共生活動に充てさせていただいております。いただいたご支援を使って、今後もより広く深く草の根の多文化共生活動を進めていくことができればと考えております。
この度は誠にありがとうございました。
目標金額:350,000円
支援総額:374,000円
達成率:106%
追加助成額:750,000円
▼プロジェクトはこちらからご覧いただけます。
若い外国人労働者に日本を好きになってもらいたい! 「同世代」のサポートを応援してください
特定非営利活動法人シルバーアドバイザー・ネット大阪
団体メンバーはシニアを中心としています。クラウドファンディングの発信をするなかで、シニアにとってはWEBでの趣旨説明や寄付について抵抗があることを感じました。予想していたことでもあったため、内容についての周知チラシを作成し配布をしました。チラシの配布は、効果的に思いました。
実際にクラウドファンディングに挑戦をしてみて、全く人的繋がりのない、一般市民の方からの寄付はなく、団体の役員や会員の繋がりのある方からの寄付が全てでした。このことについては、今後の課題として残ったと感じています。
クラウドファンディングというもの、コングラント様との初めての取り組み、すべてが初体験と言うことで学ぶ事も多々ありました。社会の中で我々の活動を認めて貰えるためにも、今後、WEBでの発信にも、もっと力を入れようと思います。
目標金額:300,000円
支援総額:368,000円
達成率:122%
追加助成額:300,000円
▼プロジェクトはこちらからご覧いただけます。
ウクライナから日本に避難されている人々に寄り添い、ウクライナの方に喜んで貰えるイベントを開催したい
一般社団法人復興支援士業ネットワーク
今回は何が何でもクラウドファンディングに成功したいので、自分の知人や身内を中心にじかにあって話をしたうえでお願いをしました。今まではSNSを活用すれば誰かがお金の寄付をしてくれると思っていました。しかし、お金をもっているが、支援をしたいという人の心をつかむことはできないとわかりました。
知人たちには、今回の計画をプリントアウトしたうえで、じかに会って話をするやり方にしました。少しずつ理解をしてもらい、目標金額を達成しました。
寄付金や追加助成の使い道については、今回のお金をもとに食料を買うなどして外国から来た留学生やウクライナ避難民外国にツールのある子供達や学生への支援に充てていきます。
目標金額:300,000円
支援総額:520,000円
達成率:173%
追加助成額:200,000円
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外国にルーツのある人やウクライナ避難民、外国人留学生への食事支援
特定非営利活動法人外国人女性の会パルヨン
クラウドファンディングキャンペーンの第1目標(400,000円)は100人の日本在住ウクライナ避難民にカウンセリングセッションを提供すること、第2目標(200,000円)は外国人女性の会パルヨンの新しい東京拠点で21人の避難民に対面のカウンセリングセッションを提供することでした。
クラウドファンディングキャンペーンでは、初めに当団体と縁のある方に声をかけました。キャンペーンで戸惑った時、コングラントのアドバイザーからいただいた指摘や事例の紹介などが大変役に立ちました。
朝日新聞がデジタル版に当キャンペーンについての記事を載せてくれました。この記事のおかげで、特に男性からの寄付が増えました。東京大学の小泉悠先生はSNSで記事をシェアしてくださったので、小泉先生のフォロワーの方からも寄付をいただきました。朝日新聞の記事はここです。
縁のある方に加え、SNSやメディアで当キャンペーンを初めて知った新しい方の寄付のおかげで、第2目標まで達成できました。合計金額は694,920円で、達成率は173%でした。予想よりも多くの寄付が集まって、大変嬉しく思います。この機会をくださったケイズハウス、指導してくださったコングラントや寄付をしてくださった皆様に心から感謝いたします。
目標金額:400,000円
支援総額:694,920円
達成率:173%
追加助成額:1,000,000円
▼プロジェクトはこちらからご覧いただけます。
避難生活3年目こそ大事!100人のウクライナ避難民への心のケアを続けたい
本プロジェクトでは、参加された全ての団体様が目標金額を達成されました。また、追加助成額については200,000円〜1,000,000円を団体様に助成しました。
本プロジェクトを通じて、ホステル事業ではなかなか貢献ができなかった長期滞在している外国人の方々への貢献を行うことができました。今後も「ケイズハウスNPO助成プログラム」を通じて、非営利団体の活動を支援していきたいと考えています。
・運営パートナーについて
コングラント株式会社は、ソーシャルセクターと企業向けに寄付決済を中心とする「寄付DXシステム」を提供しています。寄付募集・決済・CRMなどNPO経営に必要なすべてをワンストップで提供し、導入団体は2,640団体、寄付流通総額は80億円を突破しました。企業・従業員の寄付DXを推進する事業も展開し、大企業の人的資本に関連する開示項目の改善・発展に貢献しています。
URL:https://congrant.com/jp/company.html