山梨で絶対食べたいお薦め料理・ほうとう!!
旅行に行ったらその土地の美味しい料理は絶対食べて帰りたいですよね。
山梨の名物ほうとうについてご紹介します。
ほうとう由来
山梨県全域で作られている、本県を代表する郷土料理です。
山梨県の大部分が山地であるため、水田が少なく米飯は貴重な食べ物でした。
代わりによく食べられたのがこの「ほうとう」です。
食生活の中心となり、昔は「ほうとうの麺を打てないと一人前でない」と言われ、嫁入り修行の第一歩であったようです。
小麦粉を練って作った幅の広い麺を生のまま、季節の野菜や肉と一緒に味噌仕立てで煮込んだものです。その昔、武田信玄が陣中食に選んだともいわれる栄養バランス、満足感のたっぷりの料理です。
食べる時期
一年中食べられます。
ほうとうは冬に摂りたい栄養をたっぷり摂れる料理です。寒い日はほうとうを食べて、風邪に負けない体を作りましょう。
夏は冷たい麺でさっぱりと、また、麺をあずきと煮てデザート風にといった味わいも格別です。
ほうとう具材
ほうとうはさまざまな具材と一緒に煮込むため、不足しがちな栄養をたっぷり摂れるのが魅力です。ネギ、タマネギ、ジャガイモ、カボチャやサトイモ、ニンジン、白菜、ごぼうなどを具材に使用します。シイタケ、シメジなどのキノコ類や、豚肉、鶏肉を入れるのもおすすめです。
特に地元民が好むほうとうは、かぼちゃのほうとうです。
かぼちゃ多めに更に他の根菜類や野菜等が入っている御出汁の利いたほうとうが大好きです。今では海鮮ほうとう、鴨肉ほうとう、小豆ほうとうなど、珍しいほうとうも食べられる様になりました。
ほうとうは、めんの小麦粉や具材の芋類によってデンプン質を、味噌や肉類によってタンパク質を、野菜によってビタミン類を摂れるなど、栄養バランスに優れた料理です。
おいしく栄養を補給しましょう。
レシピ
山梨県では「ほうとう」は家庭料理であり、各家庭で手作りされた甲州味噌を使用し、畑で育てた野菜、山で採れる山菜やキノコを使用し、家庭ごとの味があります。是非ご家庭でも料理してみてはいかがですか?
ほうとうレシピ(2人分)
①薄力粉100g、強力粉100g、塩少々を水(90cc)を入れて練る。
水は3回に分けて入れていき、1回目と2回目は水と粉がパラパラになるように指で混ぜ合わす。
3回目に段々とひとまとめにして行く。手の腹を使い良く練りもちもち感が出るまで根気良く
練る。
②伸ばして約1cm幅に切る。
③だしにお好きな野菜、油揚げを食べやすい大きさに切り入れ煮る。
④野菜が柔らかくなったら麺を入れ、麺が透き通って来たら火を弱め味噌をといて再度煮込んで出来上がり。
だしを煮干しから取るのが美味しくなるポイントですが、しっかりだしが取れるととても美味しく出来上がります。
残ったほうとうを次の日に食べるのも、粘り気やコクが出てこれまたおいしいです。
スーパーで色々なタイプのほうとうの麺が販売されています。だし、味噌、めんがひとつになったほうとうで、お鍋に入れて野菜を加えすぐに食べることが出来る物もあるのでお土産にも最適です。手間をかけずにおいしいほうとうを食べたい方は、ぜひお試しください。
スタッフお薦めほうとう
1位 かぼちゃほうとう
(大きいかぼちゃと野菜たっぷりのほうとう)
2位 豚肉ほうとう
(野菜だけだと物足りない人は豚肉も入ったほうとうで)
3位 ちゃんこほうとう
(かぼちゃ、野菜、色々な海鮮類が入ってもう満足)
4位 海鮮ほうとう
(海鮮のだしが効いてこれまた美味しい)
更に食べたいサイドメニュー
●鳥もつ煮
新鮮な鶏のレバー・ハツ・砂肝を特製の甘辛いタレに絡めた、それぞれの食感や旨味を味わえる一品です。
●馬刺し
甲州名物・馬刺は、ビタミン・ミネラルを多く含み、健康・美容にとってもいいんです。さっぱりとした旨味が好評です。生姜とニンニクのお醤油ダレでお召し上がり下さい。
お薦めレストラン
〇甲州ほうとう 小作 http://www.kosaku.co.jp/tenpo-kawagutikoten.html
〇ほうとう不動 http://www.houtou-fudou.jp/
〇ほうとう蔵 歩成 https://www.funari.jp/
〇ほうとう研究所 https://nbhx301.gorp.jp/
〇和花 https://foodplace.jp/wakana/
おわりに
壮大な富士山を見た後にはゆっくりと栄養のある山梨名物ほうとうを堪能して見てはいかがですが?
他に色々な地元情報を持っている私たちスタッフにいつでもお声掛けください。