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全国的にはあまり知られていない?広島のお祭りについて

広島
sdr

皆さん、広島のお祭りと言ったら何を思い浮かべるでしょうか?なかなかピンと来ない人も多いのではないでしょうか。今回は、そんな広島の祭りについてご紹介したいと思います。

1. フラワーフェスティバル

開催時期:5月3日~5日

開催場所:平和大通り&平和記念公園周辺

毎年約160万人が訪れる広島最大のフェスティバル。平和記念公園内に設営される、カーネーションやペチュニアで飾られた高さ8mの「花の塔」がシンボルになっています。平和大通り沿いには多くのステージがつくられ、様々な団体による音楽やダンスなどの催し物やショーが披露されるほか、メインステージでは広島にゆかりのある有名人ゲストを招いたステージで華を添えています。この期間中、平和大通りは歩行者天国になり、飲食物やおもちゃなどの多くの露店が連なります。

初日の5月3日には花の総合パレードと称し、100以上の団体が衣装や演出に花をあしらい平和大通りをパレードします。祭り最終日の5月5日にはきんさいYOSAKOIが行われ、参加者たちによるこの日の為に1年間準備してきた演舞が披露されます。

2. とうかさん(稲荷参)

開催時期:6月第1金曜日から3日間

開催場所:福昌山 慈善院 圓隆寺(広島市中区三川町)&中央通り

とうかさんとは、広島市中区にあるお寺、福昌山 慈善院 圓隆寺(ふくしょうざん じぜんいん えんりゅうじ)のことを指しますが、そのお寺の夏の祭礼(とうかさん大祭)のことも同じくそう呼びます。浴衣の着始めとされ夏の訪れを告げる風物詩で、広島三大祭りの一つに数えられています。

当寺の鎮守で法華経を守護される稲荷大明神の祭典で、参拝者は3日で約8万人に上ると言われています。この期間中、お寺の近くの中央通りは歩行者天国となり露店も出店され、多くの人で賑わいます。

3. 胡子講(えびすこう)

開催時期:11月17日から4日間

開催場所:胡子神社(広島市中区胡町)&えびす通り商店街

「えべっさん」とも呼ばれる胡子講(正式名称:胡子大祭)は、商売繁盛を祈願する祭礼で、胡子神社では縁起物が飾られた熊手が売り出されます。えびす通り周辺のデパートや商店などで一斉にバーゲンが開催され、多くの人で賑わいます。また、とうかさん同様、中央通り一帯は歩行者天国になります。広島三大祭りの一つにも数えられます。

4. 住吉祭

開催時期:旧暦6月14日~15日(2022年は7月12日~13日)

開催場所:住吉神社(広島市中区住吉町)

「すみよしさん」とも呼ばれる広島三大祭りの一つで、厄除け・厄払いの為の神事です。拝殿の前に直径約3メートルの茅の輪をくぐることにより心身が洗われ、厄災から逃れることができると言い伝えられています。また、自身の心身の垢・罪・穢れを自分の身代わりとして「人形(ひとがた)」にうつし、それを灯篭に乗せて川へ流すことで、心身を清浄にするという信仰もあります。

また、厳島神社の管弦祭を倣うかたちで古くから行われていた漕伝馬船による神事が2011年より復活しています。

おわりに

ここまで広島のお祭りに関して紹介してきましたが、いかがだったでしょうか。すでにご存知のものはありましたか?少しでも興味を持った方は、是非その期間中にケイズハウスに宿泊して、お祭りの雰囲気を味わってみてはいかがでしょうか。