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南イタリア、サルディーニャ島の風景

海外

みなさまこんにちは!

ケイズハウス所属テニス選手の市川誠一郎です!

日本を離れて海外ツアー生活を始めて、かれこれ3年以上経ちました。

毎年参加する大会が決まってくる中、昨年の10月は初めての場所イタリアのサルディーニャ島の大会に参加しました!

 

ヨーロッパでも少し特殊な南イタリアの気候

サルディーニャ島は南イタリアでもかなり南の方に位置します。

かなり南にあるので、距離的には僕がよく行く北アフリカのチュニジアにもかなり近く、何ならイタリア本土よりチュニジアの方が近いくらい。

ヨーロッパ人のバケーション先として知られる場所です。

僕は以前バーリという南イタリアの別の地域にも練習に行ったことがありますが、ヨーロッパ南部の中でも南イタリアの風景は少し違います。

テニスの大会はバケーション地のリゾートホテルのテニスコートで開催されることが多く、これまで試合で多くのヨーロッパのバカンス地を訪れましたが、
殆どが似たような気候、雰囲気の中、南イタリアの空気は他とは違うのをはっきり感じます。

通常地中海に面した地域はオリーブの木などが生い茂り比較的乾燥した空気ですが、南イタリアはそうした木々と一緒に鬱蒼とした植生も見られ、亜熱帯のような雰囲気が混じっています。

 

 

異なる様々な自然の表情があるのが南イタリア。

花も多くハイビスカスの花や

  

特にこの真っ青の美しい花が印象的でした。

  

コート脇にはザクロの木。
ザクロやいちじくはオリーブなどと同様地中海地方に多く見られます。

 

空気も他の南ヨーロッパと違い、かなり湿度が高く、蚊もすごく多いです。
蚊が相当多いので、ヨーロッパには珍しく、家に網戸があるのが印象的です(基本的に海外のヨーロッパの家には網戸がありません)。

10月でも30度を超え、蒸し暑さで選手のTシャツはいつも信じられない程びしょびしょ、コート脇には濡れて着替えたTシャツやショートパンツが並んでいきます。

 

美しいサルディーニャのビーチ

僕たちが滞在したアパートは松林の中にありました。

   

大会の公式ホテルはゴージャスなコテージ型のホテル。
広大な敷地に小さい建物が立ち並び、基本的にはひと組一棟別々に滞在できます。
ホテルに泊まれば一泊50000円近くはかかります。

通常のリゾートホテルでも、ヨーロッパ内のリゾートホテルは、巨大な建物ではなく、比較的低層の建物が広大な敷地に点在しているタイプが多いように感じます。
そうした通常のリゾートホテルなら、勿論人数によりますが、サルディーニャ島やギリシャのようなロケーションなら一泊15000-20000円程度だと思います。
ヨーロッパのバカンスはホテル内のプライベートビーチでのんびり過ごすことが多いので、基本的に3食全部ついています。

ツアー会社のバケーションパッケージも沢山あるようで、トルコなどの安い国でのバケーションなら遥かに安いパックが沢山あるはずです。
一泊5000円程度のホテルまであるかもしれません。

ホテル内のプライベートビーチの様子

 

プールもかなりいい雰囲気です

 

アパートからもビーチは徒歩2分くらい。
素晴らしい透明度の美しいビーチでした。

 

最高に透き通った水

 

人もそこまで多くはなく、かなり静かな雰囲気でゆっくり過ごせます。
周辺には殆ど何もありません。
周囲の街に出るバスすら、かなり本数が少なく、車がないとスーパーに行くのも困難なほどです。

娯楽施設などもかなり少なく、バカンスに来ている人たちはビーチで日光浴したり本を読んだりして1週間くらい穏やかな時間を過ごして帰って行きます。
休暇の過ごし方の違いを感じます。

 

 

著者:市川誠一郎

開成東大卒からフリーターになり25歳初心者でテニスを始めたプロテニス選手。

2020年より日本を離れオランダで長期ビザ取得。
ヨーロッパを拠点に生活、海外ツアー転戦。
2023年39歳で初めて世界ランキング獲得。

テレビ朝日「激レアさんを連れてきました」出演
文春オンライン、日刊スポーツなどメディア多数掲載

大学在学時はヒッチハイク野宿で世界放浪、
K’s house Tokyoでアルバイト

Instagram、X(twitter): @ichigrandslam
Facebook: Seiichiro Ichi
Amebaトップブロガー「夢中に生きる」
https://ameblo.jp/ichigrandslam/