和菓子の中では外国人からの人気も高い「たい焼き」。
その発祥の地は実は東京であると言われていることはご存じですか?
遡ること明治時代、1909年に麻布で創業した「浪花家総本店」が当時の「今川焼」を縁起が良いとされていた「鯛」の形に進化させたことが起源であるそうです!
今回は東京生まれのたい焼きを、激戦区の1つとも謳われる「浅草」エリアで食べ比べてした感想をまとめてみました!浅草観光の際の参考にしてみてください!

新仲見世通りの中央に位置し、浅草のたい焼き店の中でも常に一番行列の絶えないのがこちら「鳴門鯛焼本舗」。薄皮タイプのたい焼きで中にはたっぷりのあんこが!カリっとした表面とモチっとした食感が楽しめる皮との相性はばっちりです。
あんこに関しては比較的スムースな粒あんで、私の一番好きなタイプでした。

1匹のみの型にて焼き上げる”天然物”スタイルのたい焼きという事もあり、400円とこのエリアでは最も高額ではありますが、サクサク、モチモチ、たっぷりのあんこのバランスが非常によくとれており、絶えない行列人気の理由もうかがえます。

なお、たい焼きの種類は、あずき、金時いも、カスタードの王道3種類。(2026年6月時点)
あずきが苦手な方はぜひ「カスタード」を試してみてくださいね!

K’s House Tokyo Oasis店からすぐ近く、花やしき通りに位置する「さわ田」では、サクサク・モチモチのバランスの取れたたい焼きを楽しめます。傾向としては「鳴門鯛焼本舗」と似ておりますが、こちらは養殖物といって、1枚のたい焼き用の鉄板で複数のたい焼きを同時に焼き上げるスタイル。
あんこは他に店よりも豆の香りを強く感じられたのも特徴的でした。
価格も¥350と、¥400する「鳴門鯛焼本舗」にくらべてちょっとだけお得ですね。

他のお店と異なり、提供前には再度鉄板の上で炙ってもらえるため、香ばしく外側はサクサク・内部はモチっとした餡がたっぷりのたい焼きを楽しめます。
定番のあずきやカスタードに加えて、ザクザクキャラメル、プレミアムチョコレート、ジャーマンポテトと計5種類を展開している点も選ぶ楽しさがあって嬉しいですね!
なお、夏のシーズンには、キャラメルとチョコレートのアイスクリームたい焼きも展開しております!

日本のたい焼き発祥の名店「浪花家総本店」から暖簾分けをしてもらい、2010年にオープンしたこちらでは、230円と比較的安価でたい焼きを楽しめます!
浅草エリアでは300円程度を超えるケースが多い中、この価格は嬉しいですよね!

こちらのたい焼きは、つぶあんの1種類のみ。表面の皮を通り越して、中のあんこがぎっしりと詰まった様子が透けて見えるほどの薄皮が特徴です!
直火で一本一本焼き上げていることもあり、小さな焦げ目も見られるのですが、これらが他店のたい焼き以上に強い香ばしさを与えてくれて、良いアクセントになっております!
注意点として、このたい焼きは他に比べてかなり薄皮なので、水分を吸ってしまうと本来の食感が損なわれやすいです。購入直後に召し上がるか、持ち帰りの場合はトースターで焼き直すことをお勧めします!
ちなみに、食べログ評価は3.7を超えており、今回の5件の中では断トツでトップでした!

銀座線「田原町」駅の近くと、浅草の中央部からは少し離れた位置に佇む「求楽」では、バラエティ豊富なたい焼きをめっちゃお手頃価格で楽しむことが出来ます!

たい焼きの周りに羽の部分を残したタイプのたい焼きで、カリカリ感は随一!クリスピーなタイプのたい焼きが好きな方には、ここが刺さると感じます!

また、10種類と豊富なフレーバを展開しており、食事にもなるような「辛口キーマカレー」「チーズ」「チリタコス」といった複数の変わり種が用意されている点も特徴的。
その場で食べる方限定ですが、とろけるバターを加えた「あんバター」も。たい焼きの王道の組み合わせなのですが、浅草エリアではこの店のみです!
「辛口キーマカレー」と「よもぎ」味は実際に食べてみましたが、どちらもとても美味しかったですよ!
甘いものが苦手な方にも持ってこいのたい焼き店ですね!

外国人の友人に向けて、たい焼き作りの体験が出来る点もこちらの魅力!たい焼き用鉄板一枚分の6匹分をまとめて作り上げる体験が出来るので、日本の食文化に興味がある場合は是非とも訪問してみてください!複数のフレーバーを同時に焼き上げることが出来るので、体験した後の食べ比べも楽しめる事間違いありません!


これまで紹介した4店は全て薄皮タイプのたい焼きを展開しているのに対して、こちら「江戸たい焼き」はふっくらと厚みのある生地で餡をサンドしたタイプを作っている浅草唯一のお店です。

厚めの生地はホットケーキのようで、サクサク感あるこれまでのたい焼きとは違った触感。あんこの濃厚さは他の店舗と比べるとやや薄い印象を受けました。2枚の生地はつながっておらずサンドイッチのような状態なので、食べる際には餡があふれ出てきやすいです!(上の写真からも、はみ出るあんこの様子が見て取れるかと思います。)その点はお気を付けください!
正直な感想、他のお店の方が好みかな。
ただ、フレーバーは比較的多く、私が訪問した2026年6月には「チャーシュー」や「ベーコンエッグ」などの変わり種を含む8種のたい焼きと、夏にちなんだホイップクリーム入りの「冷やしたい焼き」が2種、たい焼きアイスも2種用意されているので、バリエーションの豊富さはトップクラスでした。


基本的にクオリティが高いといわれる日本の冷凍食品。せっかくの食べ比べの機会なので、近隣のスーパーマーケット「OK」で購入できた「ニチレイ」の冷凍たい焼きも一緒に食べ比べてみました!
まずは電子レンジで1分ほど温め解凍したのちに、トースターで表面がカリッとするまで数分焼き上げ。
「江戸たい焼き」に近いやや集めのパンケーキ風の生地で、モチモチではなくふわふわとした触感。あんこも美味しいのですが、他と比べで小豆の豆の風味がかなり強く感じられた点も特徴的でした。
サイズ感は他と遜色なく、あんこの量が大きく劣るということもありません!正直十分満足できるクオリティでした!
価格は5個入りで¥316(税込み)と他に比べて圧倒的に安いので、数を食べたい場合は、冷凍たい焼きの方が圧倒的にコストパフォーマンスは良いと感じます!
開始前は、店舗によって大きな差が出るのかと思っておりましたが、正直ほとんどのたい焼きを美味しく堪能できました。
特に、あんこは粒感の強さに多少の違いはあるものの、味そのものには大きな差異を私には感じ取れなかったので、生地の好みでたい焼きを選ぶのが良いのだろうと感じます。

私としては、
①鳴門鯛焼本舗:人気店の天然物たい焼きを堪能したい方
②さわ田 :小豆の風味が強く、カリカリ&モチモチのバランス良いたい焼きが好きな方
③浪花家浅草 :超薄皮の香ばしいタイプ。たい焼き発祥の味を楽しみたい人
④求楽 :カリカリの羽根つきたい焼きや、多彩なフレーバーを楽しみたい人
⑤江戸たい焼き:厚い生地が好きな方(ただし、浅草では上記4店の方が美味しいと感じます)
ぜひ、浅草のたい焼き購入をされる際の参考にしてみてくださいね!
それでは、次回の記事にてお会いしましょう!!






