言語切り替え

外国人が勘違いしやすい!? 日本の意外なヴィーガントラップ 7選

全国
日本食は「健康的」「野菜中心」というイメージが強いですが、ヴィーガン・プラントベースの難易度が高い国の一つと認識されています。その理由は、日本の独自の食品表示ルールと、伝統的な「出汁(Dashi)」の文化にあります。
今回は、旅行中に知っておきたい日本の食品表示の現実と、一見ヴィーガンに見える「要注意メニュー7選」、そして比較的安全な「コンビニ調達食材」を事実ベースで紹介します。
注意してほしい日本独自の原材料表示 3項目

①日本の味のベース成分「カツオ出汁」

まず、日本でVeganのライフスタイルが難しいと言われる最大の要因は「だし(うまみ成分)」です。
メイン食材には動物性食品を使っていない料理にも、「カツオ出汁」をはじめとした、魚介類のうまみ成分が加えられているケースが非常に多いです。

②表記だけではVegan Frieadlyか見抜けない成分

原材料表記に「調味料(アミノ酸等)」や「たん白加水分解物」のが含まれる場合も要注意。これらの由来原料は植物性・動物性のいずれの場合もありますが、日本の食品表示では由来まで表示する義務がありません。原材料表記のみでは「Vegan-friendlyかどうか断言できない」という厄介な調味料なのです。

特に、「調味料(アミノ酸等)」は、非常に多くの日本食品に含まれているため、徹底的なVeganの食事管理を考えられている方は避けた方が無難な項目です。

(※旅行者の中には、こうした微量な調味料成分までは気にしない方もいらっしゃいますが、今回は「厳格に避けたい方」を基準に解説します。)

③複合原材料(佃煮や梅干しなど)の表示免除
日本の食品表示制度では、一定の条件を満たす複合原材料(例:昆布佃煮、マヨネーズなど)については、中に含まれる二次原材料の表示が省略される場合があります。そのため、表示には「昆布佃煮」としか書かれていなくても、製造時にカツオ節エキスや肉エキスなどの動物由来原料が使われている可能性があります。ヴィーガンの人にとっては、原材料表示だけでは判断が難しいケースがあるためおにぎりなどの具材に対しても注意が必要です。

以下に、Vegan-friendlyのように見えて、実はNGである可能性がある代表的な日本料理を紹介します。日本を旅するVeganの皆さんはぜひ参考にしてみてくださいね。

 

Vegan要注意フード
①昆布おにぎり/梅おにぎり

海藻に梅と一見問題なさそうですが、上記の調味料が使われているケースが非常に多いのが難点。

おにぎりではなく、梅干し単体なら動物性由来の調味料を使っていないものもいくつか手に入るので、白米と別途購入することで安心して食べられる場合もあります。ただ、梅干しに「はちみつ」を使用しているケースもあるので成分表示には十分気を付けてください。

②うどん/ そば

こちらも要注意。麺自体には動物性の調味料が使用されることは少ないのですが、コンビニエンスストアなどで購入できる調理済うどんのスープのほとんどに「カツオ出汁」が含まれています。

③いなり寿司

海外の寿司レストランではVeganオプションとして選ばれるこれらも、日本ではVeganのケースがむしろ少ないので要注意です。これまた理由はカツオ出汁。いなりに使用するTofu Skinを調理する際に、カツオ出汁と煮るため、多くの場合はVegan不対応となっております。

④サラダ ドレッシング

Vegan foodの代表格のSaladaですら、日本のコンビニエンスストア等で購入する際には要注意。その理由はドレッシング。日本らしい植物ベースに見える「ゴマ」や「青じそ」ドレッシングにも、カツオ出汁成分や調味料(アミノ酸等)が使用されているケースが多いのです。

⑤漬物

漬物も日本独特の多種多様なフレーバーを楽しめる野菜料理の代表格ではありますが、調味料(アミノ酸等)が使用されているケースもあるため、必ずしもVegan-friendlyとは言い切れません。

⑥味噌汁

海外ではVegan friendlyな料理として普及していることが多い味噌汁ですが、日本ではカツオ出汁を含んでいるケースがほとんど。カツオ出汁成分の含まれていない味噌と、昆布やしいたけなど植物性の出汁スープを使用して自ら調理すれば、Vegan-friendlyな味噌汁ももちろん作れます。

⑦納豆

日本の代表的な健康食品。納豆自体はVegan Frieadlyですが、ここでも問題になって来るのは「カツオ出汁」。多くの納豆に付随するタレには、ほとんどの場合に「カツオ出汁」が含まれております。別途購入した醤油を使用すれば、「だし」成分を避けられますよ。

 

必見!コンビニでも購入出来る! 日本らしいVegan Frieadly食材 4選!
①枝豆

日本らしい野菜を楽しみたい方は、ぜひ冷凍枝豆を購入してみてください!
シンプルな塩味で販売されていることが多く、クオリティも高いので十分に楽しめるはずです!

②冷凍うどん

Vegan向けにアレンジした、そば・うどんを食べたい場合は、冷凍うどんを購入して、電子レンジで加熱することで簡単に調理可能です。そこに、Vegan仕様にアレンジした味付けを自ら調理することで、安心設計のうどんを作りましょう!

例えば、うどんに醤油とごま油をまぜれば日本風味の手作りうどんを簡単に作れます!お好みでねぎなどの野菜も加えてみてください!なお、一部の醤油には、カツオ出汁が含まれているものもあります。購入前には、念のため成分表示も気をつけてくださいね。

③赤飯おにぎり

日本らしいおにぎりネタとして、「赤飯」があります。もち米とあずきを一緒に炊き込んだ料理で、古来より記念日に食べる料理として親しまれておりました。豆類が好きな方には向いていると思います!
一部メーカーによっては、「カツオ出汁」や「調味料(アミノ酸等)」を活用されている場合もありますので注意は必要ですが、他の具材に比べて比較的安心出来るおにぎりです。

④焼き芋

こちらも日本ならでは!甘く口の中でとろけるほくほくのさつまいもをじっくりと過熱したシンプルな料理です。秋~冬のシーズンにおいてはコンビニエンスストアでもよく販売されているので、熱々の状態をぜひ一度は試してみてくださいね!

 

いかがでしたか?
一見野菜のみを使用した料理に見えても、調味料の組み合わせによってVegan Frieadlyではないパターンが大多数を占めてしまうのが日本の料理。どこまで厳格にVeganの線引きをするかはあなた次第ですが、これらの情報が日本旅行の訳に立てればと思っております!

次回は、東京観光の中心地「浅草」で購入出来る「Vegan Friendly」な食べ歩きスイーツを紹介しようと思うので、そちらも是非ご参考に!