毎月がイベント”お祭りタウン”浅草へ出かけよう!
※この記事は2022年4月に作成しています。
現在、新型コロナの影響によりイベント・行事はキャンセルまたは日程変更となっている場合がございます。詳しくは、各イベント・行事の公式ページをご参照下さい。
こんにちは!スタッフのNabeです。次のお休みは浅草へお出かけですか?浅草と言えば”雷門”や”浅草寺”などの観光スポットが有名ですが、実はそれだけではないんです。
実はここ浅草ではほぼ毎月何かしらのイベントや行事が行われているんです!せっかくなら観光だけでなく、季節ごとに行われるお祭りやイベントも楽しみたいですよね?
そこで、今回は浅草とその周辺で行われる年間イベントの予定をご紹介したいと思います。それではいってみましょう♪
この記事で分かること
●浅草とその周辺で行われている年間のイベントや伝統行事を知ることができます
1月のイベント
初詣
【開催日:大晦日~3が日 場所:浅草寺】
大晦日から三ヶ日にかけて浅草寺本堂は初詣の参拝客で賑わいます。3が日で参拝する人の数はなんと280万人超!首都圏の仏閣でも5本の指に入る多さなんです。
大混雑間違いなしの浅草寺ですが、それだけご利益もあるのかも?しれませんね。境内では屋台も出るので、お参りのついでに食べ歩きも楽しめますよ。
とんど焼き
【開催日:1月8日 場所:鳥越神社】
日本各地でみられる正月飾りやお守りを焚き上げる行事の”どんど焼き”を浅草から少し歩いた場所にある鳥越神社で見ることができます。
防火や煙の問題から都市部での火祭りは難しいのですが、鳥越神社は都内の神社で唯一大規模な焚き上げを見られる貴重なスポットになっています。尚、鳥越神社では”どんど”ではなく”とんど”と呼ばれるそうです。
2月のイベント
節分会
【開催日:2月3日 場所:浅草寺】
節分の日に浅草寺の本堂で大規模な豆まきが行われます。豆まきには浅草にゆかりのある有名人が参加し、本堂から威勢よく豆を撒く光景が見られますよ。その他、特設舞台では七福神による「福聚の舞」も奉演されます。
江戸流し雛
【開催日:2月下旬~3月上旬 場所:隅田公園(浅草側)】
江戸流し雛は隅田公園(浅草側)で行われる子供の無病息災を願う行事で、紙で作った人形に子供の災厄を託し川に流し清めます。毎年一般公募で集まった方々が願いを込めて人形を流す風景は春の訪れを告げる恒例行事となっています。
3月のイベント
金龍の舞
【開催日:3月18日、10月18日 場所:浅草寺】
浅草寺の屋号「金龍山」から名付けられた「金龍の舞」は長さ5メートル、重さ約80キロの黄金に輝く竜の人形を威勢よく舞わせる演舞です。1958年に本堂再建の完成を記念して奉演されたのが始まりで、お囃子にのって舞う竜の姿は迫力満点です。演舞は浅草寺境内で行われ、10月にも披露されます。
浅草寺本尊示現会
【開催日:3月18日 場所:浅草寺】
年に一度、浅草神社に祭られている三基の神輿を浅草寺本堂へ運び、浅草寺の御本尊の前に奉安する行事です。松明の明かりの中、それぞれ1トン以上も重さのある三基の神輿を本堂へ運ぶ「堂上げ」は見応えがあります。
隅田公園桜まつり
【開催日:3月中旬頃 場所:隅田公園(浅草側)】
桜の名所である隅田公園で行われるイベントで、夜に桜がライトアップされます。台東区側には約600本、墨田区側には約300本の桜が植えられており、桜の名所100選にも選ばれています。墨田区側は「墨堤さくら祭り」と称され、桜並木沿いには屋台が設置されます。
4月のイベント
白鷺の舞
【開催日:4月第二日曜日、三社祭、11月3日 場所:浅草寺】
約300年前の絵巻にある祭礼の姿を復元した行事で、浅草寺境内を白鷺の衣装を身にまとった踊り子達が「白鷺の唄」に合わせて練り歩きます。
早慶レガッタ
【開催日:4月中旬 場所:両国橋〜桜橋間】
100年以上の歴史を持つ、早稲田大学と慶應大学によるボートレースです。隅田川にかかる両国橋から桜橋間の約3キロのコースを両校が競います。9人づつで競うメインレースの「対抗エイト」の成績は21年時点で早稲田大学が47勝、慶應大学が41勝だそうです。
浅草流鏑馬
【開催日:4月中旬 場所:隅田公園(浅草側)】
江戸時代、浅草神社の正月行事であったものを復元した行事で、約200メートルの距離を勢い良く走る馬に乗りながら射手が矢で的をいる光景は迫力満点です。
泣き相撲
【開催日:4月下旬 場所:浅草寺境内】
子供の成長と健康を願い行われる和やかなイベントです。
まわし姿の組ませ役が土俵の上で子供を抱いて、様々なやり方で泣かせます。勝敗は先に泣いた方が勝ちで何とも心温まる一味違った相撲大会です。
5月のイベント
三社祭
【開催日:5月中旬 場所:浅草神社境内並びに周辺一帯】
浅草のイベントの代名詞とも言えるお祭りで、江戸三f大祭の一つとして有名です。古くから「三社様」として崇められている浅草寺の起源にまつわる3人の聖者を祭るお祭りで、期間中は街中でお神輿が練り歩きます。
江戸消防慰霊祭
【開催日:5月下旬 場所:浅草寺境内】
江戸から昭和にかけて殉職した120名の方の慰霊祭です。慰霊祭では神主によるお祓いと鳶による梯子乗りや纏の演技が披露されます。
7月のイベント
四万六千日・ほおずき市
【開催日:7月上旬 場所:浅草寺境内】
参拝すれば4万6千日分の功徳が得られると言われる縁日に合わせて行われるほおずき市で、開催日には約100軒ものほおずき屋台が境内を埋め尽くし、多くの参拝客はほおずきを求める人々で賑わいます。
隅田川花火大会
【開催日:7月上旬 場所:隅田川 桜橋、厩橋付近】
浅草の夏を彩る花火大会で隅田川上の二会場から花火が打ち上げられます。打ち上げられる花火の数は約2万発で、東京都で開催されるものとしては最大規模の花火大会となっています。
8月のイベント
浅草サンバカーニバル
【開催日:8月上旬 場所:浅草 馬道通り〜雷門通り】
毎年約50万人以上が集まる日本最大のサンバイベントです。
出演者達は自慢の衣装を身に纏い、浅草の馬道通りから雷門通りにかけてパレードを行います。イベントはコンテストも兼ねており、毎年各チームがテーマや表現力を競い合います。
9月のイベント
台東薪能
【開催日:9月上旬 場所:浅草寺境内】
夜に篝火を焚いた神秘的な灯りのもとで演じられる能の公演です。浅草のある台東区と能の深い繋がりにより生まれた台東薪能は40年以上の歴史があり、毎年鑑賞する人を魅了しています。
10月のイベント
金龍の舞
【開催日:3月18日、10月18日 場所:浅草寺】
菊供養という行事に併せて10月にも金龍の舞が奉納されます。
11月のイベント
白鷺の舞
【開催日:4月第二日曜日、三社祭、11月3日 場所:浅草寺】
4月と三社祭に奉納される白鷺の舞が11月にも披露されます。
酉の市
【開催日:11月 2〜3回 場所:鷲神社】※開催日は毎年異なります。
浅草から15分程歩いた所にある鷲神社で毎年行われるお祭りです。
お祭りでは商売繁盛を願う縁起物の熊手が販売され、約200店もの熊手屋台が境内を埋め尽くします。祭りは開催日の深夜0時から始まり、夜は屋台の灯りに熊手の飾りが照らされ幻想的な雰囲気を醸し出します。
12月のイベント
羽子板市
【開催日:12月17~19日 場所:浅草寺境内】
浅草寺境内に数十件の羽子板屋台が軒を連ねます。毎月18日は縁日(参拝するとご利益がある日)とされ、特に12月18日は「納観音として多くの参拝者が訪れたことから、この日に合わせて正月飾りや縁起物を売る店が出始めたことが起源とされます。縁日当日は様々な羽子板が販売され、その年に話題になった人物を飾った羽子板が話題となります。
除夜の鐘
【開催日:12月31日 場所:浅草寺】
大晦日の夜、年明けと共に境内にある弁天山で新年の始まりを告げる鐘がつかれます。
いかがでしたか?この様に浅草とその周辺ではほぼ毎月行事が行われています。他にも大小、様々なイベントが行われているので、次のお出かけの際には是非、浅草のイベントも楽しんでみて下さいね。
それでは浅草でお会いしましょう!