言語切り替え

【金沢日帰り旅】絶景とパワースポットの自然豊かな白山麓のまち鶴来へ

金沢-名所・観光地情報
(C) Ishikawa Tourism Union League

【金沢日帰り旅】絶景とパワースポットの自然豊かな白山麓のまち鶴来へ

 

最近はコロナ禍で、東海・関西だけでなく関東からも車で金沢に来るゲストが多くなった気がします。金沢だけでなく、能登方面や加賀温泉エリア、福井方面にも足を延ばす場合、レンタカーを利用するゲストも多いです。

そんなみなさんにぜひおすすめしたい場所が、金沢から車でわずか30分で行ける白山麓のまち鶴来(つるぎ)。山と川がある自然豊かなエリアで、とりわけ春から秋にかけてがおすすめです。

車が一番便利ですが、公共交通機関でもアクセスできるので、アクセス情報は最後をご確認ください。

白山比咩神社

石川県と岐阜県にまたがる白山は、富士山・立山と並ぶ日本三霊山として、古くから信仰を集めてきた山です。この白山をご神体として祀る白山比咩神社(しらやまひめじんじゃ)は、日本全国に約3千社もあるといわれる白山神社の総本宮で、石川県の加賀地方ではもっとも格式の高い神社です。

地元では親しみをこめて「しらやまさん」と呼ばれ、多くの人が日常的にお参りします。初詣の時期には三が日が過ぎても、神社に至る道が渋滞するほどの人気。近年はパワースポットとしても知られ、県外からわざわざ訪れる人もよくいらっしゃいます。樹齢数百年の木々が立ち並ぶ表参道の階段を上っていくと、自然と厳かな気持ちになります。

©石川県観光連盟

本宮の拝殿。白山の山頂・御前峰(標高2702m)には奥宮が建っています。

©白山市観光連盟

ぜひこの表参道を歩いてほしいので、表参道駐車場をご利用ください。
北参道駐車場に停めると、社務所の横から境内に入る形になってしまいます。

公式サイト:白山比咩神社

白山比咩神社のすぐ近くには、金運アップで知られる神社「金劔宮(きんけんぐう)」もあります。

獅子吼高原

石川県の一番大きな川、手取川(てどりがわ)は白山を源流として日本海に注ぎます。この手取川には、上流から多くの石が流れてくることから、石の川と呼ばれ、石川県の名前の由来となったということです。手取川が加賀平野を流れ、遠く日本海に注ぐ景色を一望できるのがここ獅子吼高原(ししくこうげん)。車では上ることができず、ふもとからゴンドラに乗って5分です。

ゴンドラ運行期間:4月~11月 ※12月~3月の冬季は休業
料金:大人往復710円
https://city-hakusan.com/shishiku/

(C) K’s House

パラグライダー体験

ゴンドラで上って山頂から景色を眺めるだけでも楽しめるのですが、ここでぜひともおすすめしたいのが、パラグライダー体験です。2019年には日本選手権も開催された絶好の場所。晴れて風がある天候の良い日には、色とりどりのパラグライダーが空を飛んでいます。

まったくの初心者でも、インストラクターと一緒に飛ぶタンデムフライトを体験できます。斜面を駆け下りて、風に乗って飛び立ち、鳥のように悠々とこの絶景を眺めるのは最高の気分!料金は税込1万円+ゴンドラ片道料金500円と安くはありませんが、ここでしかできない体験をぜひ。感動の体験が待っています。※ゴンドラが営業している4月~11月のみ

©白山市観光連盟

公式サイト:獅子吼高原パラグライダースクール
公式サイト:スカイ獅子吼パラグライダースクール ※動画あり

石川県樹木公園

石川県林業試験場内にある公園で、広大な敷地にはさまざまな木々が植えられています。なかでも桜は130種・900本もあるそうで、平地の金沢の桜の見頃が過ぎた後も楽しめます。紅葉の季節もまた美しい。お弁当をテイクアウトしてのんびりするにはぴったりの場所です。

石川県樹木公園

©白山市観光連盟

©白山市観光連盟

素敵な空間で土地の味覚を楽しもう

そば「草庵」

古民家を改装したとても雰囲気の良い蕎麦屋さんで、平日でも並んでいることの多い超人気店です。「また並んでるのか~」と思いつつ待ってもやはりおいしい。先に店に行って、順番待ちのリストに名前を書いてから周辺を周るのがいいかもしれません。

営業時間:11:30~15:00頃 ※売り切れ次第終了
定休日:木曜日

もく遊りん 食工房

木の家具・雑貨を販売するお店とレストランが併設されており、木材をふんだんに使った建物は、森の中にいるような気分になれる魅力的な場所。大きな釜で焼き上げるピザが人気のレストランは、外の緑が見える窓側が特等席です。こちらも週末は待つことが多いのですが、Webの順番待ちシステムを利用できます。

インスタグラムを見ると、最近おいしそうなお弁当も販売しているようです。このお弁当をテイクアウトして、中庭や先に紹介した樹木公園で食べるのもいいかもしれません。

定休日:火曜日
公式サイト:もく遊りん

白山キッシュハウス クゥーイ

古民家風の広々とした店内で、こだわりのキッシュが食べられるお店です。普通のキッシュとは違って、小麦粉の代わりに地元産の米粉を使ったり、生クリームの代わりに豆乳を使ったりと、ヘルシーで食べた感じも軽めのキッシュです。もちろんテイクアウトも可能ですよ。

定休日:火曜日

https://qui-quiche.com/

さらに足を延ばすなら

ここまでに紹介したのは旧鶴来町エリアで、金沢からは車で30分。鶴来からさらに、手取川の渓谷沿いの道を20分ほど走ると、以下のスポットまで足を延ばせます。

綿が滝(わたがたき)

手取川渓谷の滝。滝のすぐそばまで近づいたり、展望できる東屋で休憩したりもできて、夏は涼を感じられるスポット。

綿ヶ滝|【公式】白山市観光・旅行情報サイト|うらら白山人
手取峡谷にある落差32メートルのダイナミックな滝。まるで綿をちぎって落としたようなので「綿ヶ滝」というのだとか。滝の近くまで下りる階段は急なうえ、約130段あり、場所によっては滑りやすいためご注意ください。また下まで降りると岩場となっており...

比咩の湯(ひめのゆ)

私立大学の新しいキャンパス内にある温泉施設を、一般の人も利用できます。山の中のキャンパスに温泉ですよ、なんて贅沢なんでしょう!古民家風の広々とした建物で、木の香りが清々しく気持ちいい。

比咩の湯 - はくさん比咩の湯温泉 比咩の湯 比咩の湯
大浴槽のほか、岩風呂、座湯、つぼ湯、歩行浴、頭浸湯、箱蒸し湯、サウナなど多彩なお風呂をお楽しみいただけます。

営業時間 月曜~土曜:14時~21時、 日曜・祝日:12時~21時
定休日:木曜日
料金:大人500円

道の駅 瀬女(せな)

比咩の湯の向かい側にある大きな道の駅。食事処や特産品売り場など、ひと休みできるスポット。豆腐料理、そば、ソフトクリームなどがおいしい。

道の駅瀬女|PLAYはくさん 白山市地域振興公社
石川県白山市の体育施設、宿泊研修施設、山小屋、おみやげ・特産品、周辺観光施設などを紹介。

アクセス

金沢中心部から鶴来までは約30分、鶴来から道の駅瀬女まではさらに20分の距離です。

公共交通機関

金沢中心部外れにある、北陸鉄道 野町駅から終点 鶴来駅までローカル電車で約30分。1時間に1~2本と本数が少ないので、事前に時刻表の確認を。

鶴来駅から白山比咩神社周辺までは徒歩30分なので、タクシー利用や駅前の白山市役所鶴来支所内で自転車レンタルが便利。パラグライダーを体験する場合は二社どちらでも、予約すれば鶴来駅から送迎してもらえます。

北陸鉄道 石川線 時刻表・料金等
http://www.hokutetsu.co.jp/railway/ishikawasen

土日祝限定1日フリーエコきっぷ 600円
http://www.hokutetsu.co.jp/railway/ticket-free-eco
野町駅⇔鶴来駅は片道500円なので、土日に乗るならお得な切符。

自転車レンタル 鶴来駅前、白山市役所鶴来支所内の白山市観光連盟
https://www.urara-hakusanbito.com/spot/detail_1498.html
普通自転車 500円/日
電動自転車 800円/日

金沢ローカル線の旅 鶴来まち歩きクーポン 1200円
http://www.hokutetsu.co.jp/railway/tsurugi_machi_coupon
野町駅⇔鶴来駅の往復乗車券と普通自転車1日レンタル等がセット

いかがでしたか?金沢は山へも海へも30分ほど。今回は山編でしたが、こちらの海編もぜひどうぞ!